ガウンガウン祭り
ガウンガウン祭りってなんでガウンガウンなんだろう?なんで2回繰り返すのだろう?気になってみたものの、理由を知ったら少しワクワクが減ってしまうと思い気にするのをやめた。ガウンガウン祭りは<テチョ>とばれるお父さんと、太郎次郎の子供二人、それと牛。これが主な登場人物の五穀豊穣を祈るお祭りである。子供達が「Jの字」をした木の枝を持って、田植えをしているテチョをたくさん転ばせたらその年は豊作になると。なんとも不思議な行事だが、これが今もなお残り続いている事への感謝も大きい。寸劇をするように話が進んで行き、途中で木の枝を持った子供達が大人を囲んで転ばしにかかる。そのあと、太郎次郎が出てきて逃げた牛を探し回り、最後はみんなで田植えをしたあとに餅まきして終わる。初見ではあっけにとられて考えている余裕はないが、終始笑いにあふれてその場は和やかな空気が流れる。このお祭りに参加した子供達はきっと大人になってもこの光景と思い出を忘れることはないと思う。これが地元に帰って来ようと思うきっかけになる人もいるだろう。来年も豊作になるように子供達に頑張ってもらわなければ。
ガウンガウン祭り
深田神社
〒896-0066
鹿児島県いちき串木野市野元20967
旧暦2月2日(近年ではこれに近い日曜日)
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