ワークはお好き?
昨日は、市役所の職員さんに対象を限定した『いちき串木野市 地域おこし協力隊 活動報告会』というものを開催しました。隊員 名の報告はそこそこにして、みんなでワークをするという場をメインと僕は考えていました。だけど、みんながワークに何となく苦手意識を持っているのは知っていたので、最初の段階から案内文に「ワークします」と記載すると来ない職員さんもいると思って[意見交換]とだけ記載して案内文を回覧しました。報告会の司会は僕が知る限り市役所内で唯一のファシリテーション技術を持っている職員の方にお願いしました。前日の庁舎内挨拶まわりもあってか、予想を上回る数の職員さんが来てくれました。中には机に広がっている模造紙と付箋を見た瞬間に「うわっっ」っという人もいて、「あぁ、最初からワークの感じを出していたのは失敗だったな」と思いはしたものの、定刻となり報告会を始めることに。「進行に関して全く心配しなくて良い状況って、めちゃくちゃやりやすいなぁ」って安心感に包まれながら隊員の報告は進み、さて今からワークを始めましょうかいってなった段階で、『ザァァーーーー』目に見える感じにまぁ帰る帰る!もう笑うしかない状況でした。夕方から始めたから時間が時間だったってのもあるし、忙しい業務の中で来てくれたってのも分かります。もちろん家庭の事情で止むを得ずって方もいます。でも、でも!!笑 あんなにたくさんの人がいたのに結果、半数以下の人しか残らず、でもまぁ協力隊員も輪に入りワークをするには最低限の人数が確保できたので助かりました。 主催側に携わったことがある方は経験があると思いますが、ワークのお題を考えたり、どうしたら意見が出やすくなるか?とか、どうしたら和やかな場になるか?とか、考えるじゃないですか?簡単に開催できている訳ではないのですよ。司会進行の職員さんも忙しい中いろいろと考えてくれて時間を使ってくれているのです。って、ざざざーっと人が帰っていった時には思いましたが、冷静に考えてみればあまり免疫の無い中でも 15名くらい後半のワークに参加してくれたことは大きな一歩だったな、と。協力隊にとっても大きな学びの場となりました。 僕個人的にはここ数年で行政のシステムや働き方もだいぶ変動すると思っています。副業を認める自治体が出てきたり少しずつ新しい動きがあるので、きっと全国の行政職員の方は薄々気づき出しているのだと思います。今までと同じことをやっていたのでは通用しなくなる時代がきっと来ます。それを分かった上で次の手を打っていかなければいけないと思います。みんなで考えて、深掘りして、整理して、解決策を模索していくやり方はそのとき絶対に有効なはずです。(勘違いを起こさなければ)市役所という結構特別な場所に約3年間片足を入れさせてもらっていろいろと勉強になりました。業務が多くてめちゃくちゃ大変だったり、やりたくても上手くやれない不変のシステムがあったり。すごく頑張っている職員さんが多いです。でも、だからと言って今までと同じで良いという理由にはなりません。自分たちが、自分の子供たちが、暮らしやすい環境を考えていくには今何をすべきかを一人一人が考えていかないと明るい未来はないと思ってます。地域おこし協力隊は別に市役所内の行政改革をするために来ている訳ではありません。でも、より良い環境にしよう、暮らしていて楽しいまちにしょうという想いは一緒のはずです。とりあえず、「どうしたら行政職員がワークに対しての苦手意識をなくすことができるか?」っていうワークをやってみたいと思いました(笑)感情が熱いうちに気持ちを残しておきたくて文章を書いたら何いってるかわからなくなってる文章に。そしてこんな文章が久しぶりのブログ更新になるとは。。。。笑
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